こんにちは(^^)/
9月14日から16日まで、ゼミ合宿で熱海へ行ってまいりました!
稲継ゼミにとっては、記念すべき第一回目の合宿です。
そこで、ゼミ合宿の様子を、前編と後編の二回に分けてお伝えいたします!
前編では、熱海での勉強内容について、詳しくお伝えします。
私たちの合宿のメインは、熱海でのヒアリング調査です!
熱海市の抱える諸課題を事前に研究し、各々の興味に応じて数班に分かれヒアリングをさせていただきました。今回は、班ごとの感想をお伝えしたいと思います。
観光政策班
熱海市役所と、熱海市観光協会の方にお話を伺いました。
<観光政策班 ゼミ生の感想>
事業助成金や企業誘致をはじめ、特に熱海市の観光基本計画に関連した質問(例えば連泊やインバウンドの推進)を中心に、熱海市や熱海市観光協会の方にヒアリングさせていただきました。
ネットや文献などで調べただけでは分からない現場の方の本音や、まさに「その時・その瞬間」の熱海市の状況や方針等を知ることができました。
「実際に現場に行かなければ分からないことはある」と痛感する貴重な機会となりました。
ハード班
①熱海市役所では、熱海駅及び熱海駅前整備事業と、熱海フォーラム整備事業について、②熱海中学校では、熱海中学校について、そして、③駅前広場計画策定市民会議委員の方からは、民の立場から熱海駅前整備事業について、お話を伺いました。
<ハード班 ゼミ生の感想>
公共施設をテーマとして、①熱海市の抱える諸課題に対し行政はどのような取り組みを実践しているのか、②それに対する市民の評価はどうか、③その評価を行政はどのように運営にフィードバックしているのか、といった事をお聞きしました。
公共施設の建設、運営管理に関する最前線や裏話を伺うことができ、たいへん勉強になりました。
特に熱海市が現在企画している「熱海フォーラム」プロジェクトに関しては、専門で担当しておられる方にヒアリングできたため、基礎事項から専門的な部分までお聞きすることができ、非常に濃い内容のものとなりました。
人の呼び戻し班
熱海市役所と、NPO法人atamistaの方からお話を伺いました。
<人の呼び戻し班 ゼミ生の感想>
私たちの班では、「熱海市が観光だけでなく移住場所になるための具体的な取組みとは何か?」という観点から、ヒアリングをさせていただきました。
熱海市役所では、移住促進の取組みの中で、宿泊業の働き手が不足する現状を打開するためにも、20~30代の若年層に対するアプローチに重点を置いているというお話を伺いました。
NPO法人atamistaの方には、「100年後も豊かな暮らしができるまちをつくる」ための様々な取組みをお聞きしました。チャレンジする人がチャレンジを始めやすい環境が必要で、そのような環境をつくり、人を育て、いろいろな面白い人が集まってくれば、まちは変わるのだということを伺いました。
今まで持っていた、移住促進やまちづくりについての考え方が変わりました。現場の方々の体験に基づいたお話をお聞きし、大変貴重な機会となりました。
以上が、各班の感想です。
全体を通しての感想ですが、ヒアリング調査を通じて、自治体の抱える諸課題に対して、現場の方々がどのように努力していらっしゃるかを実感することができました。
熱海市に足を運ばなければ分からないことを、実際に見聞きすることで、ゼミ生それぞれの興味関心や問題意識がさらに深まったのではないかと思います。
10月のゼミで、各班ごとの、熱海の調査報告会を実施する予定です。報告会に向けて、さらに勉強を深めていきたいと思います。
熱海市役所前にて集合写真
後編につづく…
0 件のコメント:
コメントを投稿